展覧会情報
常設展示
日光山輪王寺宝物殿

開催中の展覧会

徳川家康展

会期

5月22日(木)~7月22日(火)

展覧会概要

 家康公は関ケ原の合戦で勝利すると、慶長8年(1603)、征夷大将軍に任じられ、江戸幕府を開きます。家康公は、法に基づいて人の和を重んじる政治姿勢を示し、260余年にもわたる泰平の世の基礎を築きました。没後は日光東照宮をはじめとして全国に神として祀られ、江戸時代以降、人々から尊崇されています。
 本展では、德川宗家に伝わる家康公の書画などから、その人となりをうかがうとともに、東照宮大権現像(霊夢)を展示し、神格化された家康像についても紐解いていきます。

出品リスト

  • 伝徳川家康筆「征夷将軍源家康像」

    慶長8年頃(1603)

  • 徳川家康筆「花鳥風月」

    江戸時代前期(17世紀)

  • 狩野探幽筆「東照大権現像(霊夢)」

    寛永18年(1641)

  • 狩野派「東照大権現像(霊夢)」

    寛永17年(1640)5月5日

  • 徳川家康筆「大黒天図」

    江戸時代前期(17世紀)

  • 近衛信尹筆「人麿像」(文字絵)

    安土桃山時代から江戸時代前期(16世紀後半-17世紀初頭)

次回の展覧会

徳川綱吉と元禄時代

会期

2025(令和7)年7月24日(木)~9月23日(火)

展覧会概要

 5代将軍綱吉公が統治した元禄時代は、江戸幕府開幕から80有余年を経て、天下泰平の世となり、国土の開発や商業の発展を背景に豪華絢爛な文化が花開きました。しかし、綱吉公の晩年にあたる宝永年間は大規模な地震が発生し、富士山が噴火するなど、自然災害の多い時代でした。
 綱吉公は、儒学を重んじて学問を奨励し、湯島に聖堂を建てて幕臣や諸藩士などの学問修養の場としています。
本展では、綱吉公の書画を通してその人となりを感じていただくとともに、同時代に描かれた絵画を展示し、元禄時代の多様な魅力を紹介します。
今年は、太平洋戦争終結80年を迎えます。乱世終結から約80年後に始まった綱吉公の治世を知る事で、物価上昇や自然災害への備えなど、現代の課題にどのように向き合うかを考える良い機会となりましたら幸いです。

出品リスト

  • 徳川綱吉筆「富士山」

    江戸時代前期(17世紀) 

  • 徳川綱吉筆「中庸抜書」

    江戸時代前期(17世紀)         

  • 徳川綱吉筆「落雁仙鶴之図」 新井白石 紙中極

    江戸時代前期(17世紀)     

  • 狩野安信筆「朱子像」林羅山賛

    江戸時代前期(17世紀)     

  • 英一蝶筆「鍾馗絵幟図」

    江戸時代前期(17世紀)     

日光山輪王寺宝物殿の
ご案内

館料
大人 300円
小・中学生 100円
開館時間
8:00~17:00(4月~10月)
8:00~16:00(11月~3月)
※入館は閉館の30分前迄
※詳しくは館までお問い合わせください。
所在地
〒321-1494 栃木県日光市山内2300
TEL:0288-54-0531(代)
FAX:0288-54-0673(直)

JR日光駅・東武日光駅より、東武バス「中禅寺温泉」又は「湯本温泉」行きで、「神橋(しんきょう)」又は「西参道(にしさんどう)」下車5~10分

※観光シーズン中(4/11~11/23)は、東武日光駅より、「世界遺産めぐり循環バス」をご利用になるのが便利です。

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