表彰活動

第13回「德川奨励賞」

受賞者は、下記の5名の研究者の方に決定しました。

1.受賞者(五十音順)

氏名 石津 裕之
所属 京都大学大学院
研究テーマ 『近世の大社・門跡と朝廷』

氏名 鈴木 直樹
所属 一橋大学大学院
研究テーマ 『近世関東の土豪と村落・地域社会』

氏名 林  亮太
所属 金沢大学大学院
研究テーマ 『近世大名家における家老の研究』

氏名 東野 将伸
所属 大阪大学大学院
研究テーマ 『近世中後期における地域金融構造の研究』

氏名 劉  菲菲
所属 名古屋大学大学院
研究テーマ 『都賀庭鐘における漢籍受容の研究―初期読本の成立―』

2.選考過程

平成27年12月10日に開催された選考委員会において、上記5名を第13回「德川奨励賞」受賞者に決定しました。

第13回「德川奨励賞」 選考要領

対象年度:平成28年4月~平成29年3月

  1. 德川奨励賞は、日本近世史およびその関連研究に携わる若手の研究者に奨励金を授与し、その研究を援助することを目的とする。
  2. 対象者は、大学院に進学し課程博士取得をめざす者(修士・博士課程在籍者又は博士課程修了後3年以内)とする。但し、現在日本学術振興特別研究員の者は対象外とする。
  3. 選考は修士・博士課程のある大学の指導教授の推薦をもとに、対象者の既発表論文、研究対象ならびに博士論文計画書などを勘案し、当財団内の選考委員会が決定する。
  4. 同委員会は平成27年10月末迄に指導教授の推薦を受けた者のなかから平成27年12月末迄に対象者を決定し、平成28年3月に奨励金(50万円)を交付する。
  5. 同賞受賞者は、対象年度終了後、当該年度内に行った研究内容の報告書を所定の用紙にて年度末終了後2ヶ月以内(5月末)迄に必ず当財団に提出する。なお、研究成果については、論文は抜刷を博士論文は要旨と目次(章、節)を、必ず同財団に提出する。
  6. 同賞は原則として単年度とする。特別な理由があると認められる場合、2年間継続して対象とすることを妨げないが、2年を限度とする。
  7. 研究成果が卓越したもので、広く発表されることにより日本近世史研究に大きな貢献が予見されると認められた時は、当該研究成果の刊行に対し、別枠で一定の援助をおこなうことも有り得る。
  8. 同賞は原則として各年度5件の研究を対象とする。
  9. 選考委員
    選考委員長 竹内 誠 東京都江戸東京博物館館長・東京学芸大学名誉教授・日本博物館協会顧問
    選考委員 小林 忠 学習院大学名誉教授・岡田美術館館長・國華社主幹
    選考委員 高埜 利彦 学習院大学文学部教授・日本学術会議会員
    選考委員 田代和生 慶應義塾大学名誉教授・日本学士院会員
    選考委員 松尾 正人 中央大学文学部教授・八王子市史編さん審議会会長・多摩市文化財保護審議会会長

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