展覧会情報
常設展示
日光山輪王寺宝物殿

開催中の展覧会

徳川将軍家と古典

会期

2025年11月27日(木)~2026年1月27日(火)

展覧会概要

 家康公は、源氏物語や伊勢物語の講釈を受け、古典文学の注釈書や絵巻にも深い関心を寄せていました。古典文学は、美術工芸・能・茶道・香道などの諸芸能にまで広く影響を及ぼし、公家や武家の子女にとっても、教養を身につけるうえで欠かすことのできない重要な教材でした。
 本展では、家康公が在原業平の和歌を取り入れて作歌した短冊「つゐにゆく」、家綱公筆団扇歌仙「中納言兼輔像」、狩野伯寿筆「源氏物語絵巻」など、徳川将軍家に伝わる古典文学を題材とした作品をご紹介いたします。

出品リスト

  • 狩野伯寿筆「源氏物語絵巻」

    江戸時代後期(17世紀末-18世紀中頃) 

  • 伊勢物語図屏風

    江戸時代後期(19世紀)     

  • 徳川家康筆「つゐにゆく」

    江戸時代前期(17世紀)     

  • 徳川家宣筆「むめの花」

    江戸時代中期(18世紀初期)     

  • 徳川家綱筆「中納言兼輔像」(団扇歌仙)

    江戸時代中期(18世紀初期)

次回の展覧会

天璋院篤姫

会期

2026年1月29日(木)~2026年3月24日(火)

展覧会概要

 激動の幕末、薩摩藩島津家の分家に生まれながらも、13代将軍徳川家定に正室として嫁いだ篤姫。夫の急死後、若き14代将軍家茂の養母として、その妻和宮とともに江戸城大奥をとりまとめ、戊辰戦争時には、江戸城に迫る西郷隆盛ら新政府軍に働きかけ、江戸城の無血開城に大きな役割を果たしました。
 德川宗家に伝わった篤姫ゆかりの品々を通して、篤姫の生涯をたどります。

出品リスト

  • 徳川家定筆「日ノ出遠山烏図」

    江戸時代後期 19世紀

  • 柳田龍雪「薩州桜島真景図」   

    江戸時代後期 19世紀

  • 江戸城吹上御庭之図「御鳥籠」

    江戸時代後期 19世紀

  • 江戸城吹上御庭之図「元馬場」

    江戸時代後期 19世紀

  • 渡金箱(黒塗葵牡丹紋散蒔絵)

    江戸時代後期 19世紀

日光山輪王寺宝物殿の
ご案内

館料
大人 300円
小・中学生 100円
開館時間
8:00~17:00(4月~10月)
8:00~16:00(11月~3月)
※入館は閉館の30分前迄
※詳しくは館までお問い合わせください。
所在地
〒321-1494 栃木県日光市山内2300
TEL:0288-54-0531(代)
FAX:0288-54-0673(直)

JR日光駅・東武日光駅より、東武バス「中禅寺温泉」又は「湯本温泉」行きで、「神橋(しんきょう)」又は「西参道(にしさんどう)」下車5~10分

※観光シーズン中(4/11~11/23)は、東武日光駅より、「世界遺産めぐり循環バス」をご利用になるのが便利です。

過去の展覧会一覧

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