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徳川将軍と鷹

日光山輪王寺宝物殿 常設展示

大空を悠然と翔ける猛禽、鷹。現代でも勇猛なイメージとともに語られる鷹は、江戸時代においても「もとより朝廷より預かったものであり、将軍といえども『御鷹』と呼ぶ」といわれるほどの特別な存在でした。それだけに、これを従え狩猟を行わせる鷹狩はそれ自体が覇者の特権と認識されていました。特に初代将軍・家康が鷹狩を好んでいたこともあり、家康を祖とする歴代の将軍も鷹や鷹狩を重要視するようになったのです。德川記念財団には、鷹や鷹狩に関する記録や絵画が多く伝来しています。本展示を通して、徳川将軍と鷹の繋がりを感じ取っていただければ幸いです。  

会 期2018年10月11日(木)~12月12日(水)
展示資料・東照大権現像(霊夢)複製
・御鷹野道中宿付 
・書状(本多上野介宛)
・道中宿付 (慶長15年11月)
・鷹狩図扇面
・硝子絵 鷹匠図