第20回「徳川賞」

表彰活動

第20回「徳川賞」

第20回の「德川賞」は下記の著作を受賞作とすることに決定し、令和4年11月3日(祝)大本山 増上寺 光摂殿(こうしょうでん)にて授与式を開催する。

江戸城御殿の構造と儀礼の研究
著者:深井 雅海
発行:吉川弘文館

選考過程

令和4年7月19日に第1回選考委員会を開催し、対象期間である令和3年に刊行された日本近世に関する著書より10点を選び、選考委員5名が分担・精読した。
9月16日の第2回選考委員会において、5点が審査に残った。
さらに、審議をつくした結果、「江戸城御殿の構造と儀礼の研究」を第20回「德川賞」に選定した。

第20回「徳川賞」 選考要領

1.選考対象
(イ) 令和3年1月1日より令和3年12月31日までに日本語にて刊行された、日本近世に関するすぐれた研究著書
(ロ) 日本近世の範囲は徳川時代を中心に、織・豊時代および明治初期を含むものとする
(ハ) 日本近世における政治・経済・行政・外交・生活・文化・思想・芸術・宗教・教育・建築・医学・言語等全分野および周辺分野、またはこれ等多くの分野を横断した総合的な領域についての実証的かつ顕著な研究成果の著書
(ニ) 編纂書・注釈書・辞書・調査報告書等は含まない

2.選考委員(敬称略)

委員長 高埜 利彦 学習院大学名誉教授・日本学術会議連携会員
委員 大石 学 東京学芸大学名誉教授・日本芸術文化振興会監事
  榊原 悟 岡崎市美術博物館特任館長・群馬県立女子大学名誉教授
  佐藤 孝之 東京大学名誉教授
  田代 和生 慶應義塾大学名誉教授・日本学士院会員

3.表彰

德川賞 賞状ならびに副賞100万円