第19回「徳川賞」

表彰活動

第19回「徳川賞」

第19回の「德川賞」は下記の著作を受賞作とすることに決定し、令和3年11月3日(祝)学士会館にて授与式を開催する。

光琳論
著者:仲町 啓子
発行:中央公論美術出版

選考過程

令和3年7月15日に第1回選考委員会を開催し、対象期間である令和2年に刊行された日本近世に関する著書より11点を選び、選考委員5名が分担・精読選した。
9月17日の第2回選考委員会において、6点が審査に残った。
さらに、審議をつくした結果、「光琳論」を「第19回德川賞」に選定した。

第19回「徳川賞」 選考要領

1.選考対象
(イ) 令和2年1月1日より令和2年12月31日までに日本語にて刊行された、日本近世に関するすぐれた研究著書
(ロ) 日本近世の範囲は徳川時代を中心に、織・豊時代および明治初期を含むものとする
(ハ) 日本近世における政治・経済・行政・外交・生活・文化・思想・芸術・宗教・教育・建築・医学・言語等全分野および周辺分野、またはこれ等多くの分野を横断した総合的な領域についての実証的かつ顕著な研究成果の著書
(ニ) 編纂書・注釈書・辞書・調査報告書等は含まない

2.選考委員(敬称略)

委員長 高埜 利彦 学習院大学名誉教授・日本学術会議連携会員
委員 大石 学 東京学芸大学名誉教授・日本芸術文化振興会監事
  榊原 悟 岡崎市美術博物館館長・群馬県立女子大学名誉教授
  佐藤 孝之 東京大学名誉教授
  田代 和生 慶應義塾大学名誉教授・日本学士院会員

3.表彰

德川賞 賞状ならびに副賞100万円