久能山東照宮博物館　展示

2009年10月31日（土）〜12月7日（月）
「六代家宣　―将軍の画像と書―」

　六代将軍家宣は、五代綱吉によって発せられた「生類憐れみの令」や酒税の廃止などの政策を行い、庶民から慕われた将軍として知られています。４８歳で将軍職に就任した家宣は、儒学者の新井白石や間部詮房、荻原重秀などを重用し、文治政治を推進。その治世は「正徳の治」といわれた。一方で家宣は五代綱吉と同様に無類の学問好きであったことが知られ、儒学や詩歌を重んじた人物だといわれています。
　

　今回の展示では、家宣の肖像画をはじめ、直筆の詩歌や絵画など六代将軍にまつわる作品を公開します。
　
　　　 平成21年10月31日