久能山東照宮博物館　常設展示

「徳川家正と近代の書画」

明治17年（1884）に�ｺ川宗家16代当主徳川家達の長男として生まれた家正は、東京帝国大学卒業後に外務省に入省し、国際社会へと参入してゆく近代の日本において外交官として活躍しました。そして、家達亡き後は父と同じく貴族院議員となったのち、最後の貴族院議長として、戦後日本における憲政の発展に尽くしました。没後にはこれらの功績によって政府より正二位の位階を授与されています。父家達と同じく、家正も近現代の日本において重要な役割を果たした人物の一人だったのです。本展示では�ｺ川宗家17代当主家正ゆかりの品々をお目にかけます。

会　期	2017年2月15日（水）〜2017年4月3日（月）
展示資料	・林和靖・四季山水図　八木岡春山筆 　・和歌懐紙　近衛忠煕筆 　・鎌倉武士之図　村田丹陵筆 　・徳川家正筆　新年の和歌（明治32年） 　・徳川家正　位記