久能山東照宮博物館　常設展示

「�ｺ川将軍の書画�T」

徳川家茂筆 ｢老鶴萬里心｣

徳川将軍は、武家の棟梁として相応しい武芸の修得のみならず、学芸の修業にも努めていました。将軍は書や絵画などの諸芸にも嗜み、多くの書画を遺しています。書跡は古歌や儒学、漢詩など国内外の古典に依拠した内容からなり、絵画は御用絵師である狩野派の影響がみられます。
本年度は2回に分けて徳川将軍の書画をご紹介したいと思います。前半は、家綱・家慶の絵画、儒学思想の影響を受けた綱吉・家茂の書跡などを展示いたします。

会　期	2015年6月19日（金）〜2015年8月13日（木）
展示資料	・徳川家綱筆　達磨図 　・徳川綱吉筆　礼智 　・徳川家宣筆　和歌色紙「花もまた云々」 　・徳川家慶筆　梅枝に短冊図 　・徳川家茂筆　｢老鶴萬里心｣ 　・徳川家宣筆　十躰和歌 　・領知判物（徳川家定）