德川記念財団 |出品協力　NHK大河ドラマ特別展「西郷どん」

　2018年

NHK大河ドラマ特別展「西郷どん」

　明治維新から150年、2018年の大河ドラマの主人公は西郷隆盛です。薩摩（鹿児島）の一介の下級武士から身を起こし、明治維新を成し遂げた西郷隆盛。しかし、この稀代の英雄には、肖像写真が1枚も残っておらず、その生涯は多くの謎に包まれています。本展覧会は大河ドラマと連動しながら、西郷隆盛ゆかりの歴史資料や美術品などによって、「西郷どん」の人物像と激動の時代を浮き彫りにします。
　西郷の風貌を最も忠実に伝えるとされる肖像画や、座右の銘を記した書「敬天愛人」。西郷がその婚礼に尽力した篤姫が所有していた華麗な調度品には多くの展覧会初公開品が含まれます。また幕府瓦解のきっかけとなった幕末の最重要史料「討幕の密勅」も登場。そして、あの有名な銅像「上野の西郷さん」の制作過程を物語る新出写真まで、西郷隆盛の魅力のすべてを味わいつくす展覧会です。

会　期	東京：平成30年5月26日（土）～7月16日（月・祝）大阪：平成30年7月28日（土）～9月17日（月・祝）鹿児島：平成30年9月27日（木）～11月18日（日）
会　場	東京藝術大学大学美術館／大阪歴史博物館／鹿児島県歴史資料センター黎明館
出品資料	＊当財団から下記資料を出品いたします。錦手人形　神楽鈴　薩摩　苗代川焼　天璋院所用五段重箱（黒漆蜀紅花の丸蒔絵）　天璋院所用小箪笥（黒塗竹雀蒔絵）　天璋院所用爪手洗（黒塗葵牡丹紋散蒔絵）　天璋院所用小袿（萌黄地葵唐草筥牡丹文二陪織）　天璋院所用小袖（萌黄襦子地雪持笹御所車模様）　天璋院所用檜扇　天璋院所用掛袱紗（紅緞子紗綾形龍丸文様）　天璋院所用掛袱紗（白地松竹梅鶴亀高砂留守文様）　天璋院所用薩州桜島真景図　柳田龍雪筆　天璋院所用藍色切子栓付酒瓶　薩摩切子　天璋院所用徳川家茂画像　徳川玄同（茂栄）筆御重（梨子地菊亀甲梅折枝蒔絵）　天璋院所用小袖（萌黄紋縮緬雪持竹雀文牡丹紋付）　天璋院所用提帯（四ッ花菱牡丹尾長鳥文様）　天璋院所用掛袱紗（萌黄繻子地稲藁・菊に雀文様）天璋院所用掛袱紗（紅地色替華文菱牡丹紋刺繍）　天璋院所用薩摩切子　雛道具錦手狗　薩摩　磯御庭焼　天璋院所用提重（溜塗竹雀蒔絵）　天璋院所用火事頭巾（黒羅紗地白牡丹紋付）　天璋院所用五段重（梨子地寿葉菊散蒔絵）　天璋院所用掛下帯（萌黄繻子地稲穂に雀文様）　天璋院所用腰巻（茶練緯地梅籠目文様繍）　天璋院所用掛袱紗　天璋院所用掛袱紗（紅縮緬地竹に鶏文様）　天璋院所用 ※一部会場のみ出品の資料もございます。 ※一部資料は会期中に展示替えをいたします。